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春ウコン

春ウコンの特徴と健康効果、近年注目されている発達障害への作用についてまとめました。

春ウコンとは

春ウコンとはウコンの1種ですが、一般的にウコンと呼ばれる秋ウコンとは別のもの。正式名称を「姜黄(キョウオウ)」といい、沖縄を中心に古くから栽培・利用されてきた植物です。

ウコンにはクルクミンと呼ばれる薬効成分が含まれていますが、春ウコンは秋ウコンに比べるとその含有量は低め、その分、クルクモール・シネオール・セスキテルペン・ベーターエレメン・カンファー・アズレンといった精油成分が豊富です。これらには抗がん作用・健胃効果・コレステロールの抑制・殺菌作用などがあり、現在では春ウコンの方が健康食品・サプリメントとしての効果が期待されています。

春ウコンの働きや脳への効果

近年、春ウコンで注目されているのが発達障害への治療効果です。主な有効成分はクルクミン・セスキテルペンなどの精油成分と考えられていますが、実際にどの成分が効果を発揮しているのかはまだ明確になっていません。

しかし精油成分には脳血管関門を通過して脳の血流を改善、不安・恐怖・悲しみなどの感情を司る扁桃体を調整する作用があるとされています。この効果は抗てんかん薬であるラミクタールに類似しており、あるデータによればラミクタールの数パーセントほどの効果が感じられると言われているのです。

症状の回復事例

春ウコンの健康効果を実証した臨床例は数少なく、発達障害に対してもまだ明確な効果が示されてはいません。しかし、精神科の医師によるブログでは、春ウコンを使用して抗うつ剤・抗てんかん薬などと同等の効果が認められた臨床記録を確認することができます。

春ウコンを効率よく摂取できるサプリ

春ウコンの薬効成分を効率よく摂取するには、生のウコンをそのまま食べることです。しかしウコンはかなり苦みの強い植物であるため、ストレスなく摂取するにはサプリメントの利用をおすすめします。

春ウコンは1日数グラムの摂取で、発達障害に見られるさまざまな症状に効果を発揮すると言われています。長期間の大量摂取などをしなければ副作用の心配もないため、非常に使いやすいと言えるでしょう。

商品名 屋久島春ウコン 春ウコン_屋久島春ウコン粒

公式HPはこちら

販売元 有限会社ヤマノ
内容量・価格 3,800円(税込/抜不明)/600粒
主な成分 クルクミン、精油成分、ミネラル
特徴 除草剤などの農薬・化学肥料を用いず、無農薬栽培にこだわった屋久島の春ウコン使用したサプリメント。クルクミンのほか、精油成分・ミネラルを豊富に含んでいます。苦みがなくて飲みやすい粒タイプ。
口コミ ・数年前からがん治療を受けており、手術・抗がん剤・放射線治療と続け、医療機関から「もうやることは何もない」と言われるほど手を尽くしてきました。しかし何もしないのも不安ということで、闘病仲間から聞いた春ウコンを飲むことに。春ウコンの効果はどうかはまだ分かりませんが、定期検査の結果も常に異状なし。毎日元気に暮らせています。

春ウコンと発達障害の関係

春ウコンと発達障害にはどのような関係があるのでしょうか。発達障害に効果的なウコンは、屋久島の春ウコンだといわれています。

春ウコンは沖縄諸島と奄美地方だけに存在している植物で、古くから長寿の薬として用いられてきたという歴史があります。

その特徴は、秋ウコンよりもクルクミンの量が少なく、精油成分やミネラルが多いことです。秋ウコンよりも体にとってバランスが良いといわれています。

春ウコンが発達障害に効果的な理由は?

実は、春ウコンが発達障害に効果的という科学的証明は全くされていません。

この改善方法を提案したのは神田橋條治先生という方です。神田橋先生は証明されている効果よりも、臨床効果を重視する方なのだそうです。

ですが、そのような考えを持った先生が推奨しているということは、実際に臨床の現場で春ウコンが効果的だと感じられたということでしょう。

春ウコンのクルクミンが脳機能を向上させる

発達障害の症状に対してどのような改善効果があるのかは分かっていませんが、ウコンに含まれているクルクミンの脳機能向上効果については確かだと報告されています。

なお興味深いことに,あるAD患者ではクルクミンによって単球のGnT-IIIの発現が高まるとともにAβ貪食能も高まるという.

出典:脳老化に伴う糖鎖の変化と老化関連疾患 遠藤玉夫 生化学 2011
http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-03-05.pdf

  • AD…アルツハイマー型認知症
  • GnT-III…糖鎖の構造を決めるための酵素
  • Aβ…アミロイドβタンパク質。脳への蓄積がアルツハイマー型認知症の発症に関わるといわれている。

クルクミンは脳機能を低下させる「アミロイドβたんぱく質」が脳に蓄積されることを予防し、さらに糖鎖を作り出すGnT-IIIの量を多くする効果があると考えられます。

糖鎖は脳の情報伝達機能をスムーズにするといわれているので、学習機能や脳機能低下に効果的な物質です。

糖鎖の働きについて詳しく見る

クルクミンの脳への効果もまだはっきりと証明された訳ではありませんが、クルクミンが脳に良い影響を及ぼしているのは確実ではないでしょうか。

春ウコンのターメロンが脳の自己修復能力を向上

クルクミンへの効果について紹介しましたが、春ウコンの特徴は、「秋ウコンよりもクルクミン量が少なく、精油量が多い」ということです。そのため、発達障害に効果的な成分がクルクミンなら、秋ウコンの方が効果的だということになってしまいます。

そこで目を向けたいのが、春ウコンの精油成分である「ウコンセスキテルペン」です。ウコンセスキテルペンは、ウコンに含まれている精油の総称です。その中に「ターメロン」という物質があります。

ターメロンには、次の2つの効果があると考えられています。

  • 神経疾患の原因となるマイクログリアを抑える
  • 脳の自己修復能力を活性化させる

この中でも注目したいのは、脳の自己修復能力を活性化させる効果についてです。異常がある脳機能を修復させることができるなら、通常のウコンよりもターメロンを多く含む春ウコンが発達障害に効果的だという理由になるでしょう。

ターメロンによる実験の結果

ドイツのユーリッヒ神経医学研究所では、ラットを使ったターメロンの実験を行いました。

ターメロンを注入したラットでは、注入しないラットに比べて、脳の脳室下帯と海馬という部分が大きくなっていたのだそうです。

  • 脳室下帯…ニューロンを作り出し、脳神経回路の再生を行う
  • 海馬…記憶と知的機能を司っており、シナプスの増強を行う

脳の中でもこの2か所が拡張されるということは、新しい脳神経が生成される可能性が高くなるということです。この結果から、ターメロンには神経幹細胞を活性化させる働きがあると考えられます。

特に発達障害の子どもは、海馬に障害があることが多いため、ウコンのターメロンは発達障害を改善させるための救世主的存在になる可能性もあるでしょう。

参考:Medical News Today「Promising drug candidate for Alzheimer's found in turmeric compound」2014/9/26
https://www.medicalnewstoday.com/articles/283109.php

春ウコンは脳機能を全体的に向上させる可能性が

少し難しい話になってしまいましたが、春ウコンが発達障害に効果的だと考えられる理由について、簡単にまとめてみましょう。

  • 脳機能を低下させるアミロイドβタンパク質を減らす
  • 糖鎖を作り出すGnT-Ⅲという酵素を増やす
  • 脳室下帯と海馬を活性化させて脳神経を修復する

春ウコンには、このように脳機能を全体的に向上させる効果がある可能性があります。脳以外にもがん抑制などの効果がある春ウコン。積極的に摂取してみると、思わぬ効果を発揮するかもしれませんね。

【免責事項】当サイトの掲載情報は2016年4月時点のものです。詳しいサプリメント情報を知りたい方は、各HPにてご確認ください。

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