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腸内細菌・消化酵素との関連性

健康に欠かせない腸内細菌・消化酵素によって発達障害が緩和・改善されたデータをまとめました。

腸内細菌・消化酵素と発達障害の関連性とは

人間の健康に欠かせない腸内細菌・消化酵素と発達障害にも深い関連性があるようです。それらを裏付けるデータをご紹介します。

消化酵素との関連性

消化酵素とは、食物の分子を分解して腸管から吸収しやすいようにするもの。腸内環境を整え、体内の免疫システムを機能させるために欠かせないものです。消化酵素は、分解する栄養素の種類によって炭水化物分解酵素(アミラーゼ)・タンパク質分解酵素(ペプシン)・脂肪分解酵素(リパーゼ)の3種類に大別されます。

グルテンフリー・カゼインフリー(小麦・乳製品除去)などの食事療法が発達障害に効果を発揮することから、消化酵素に注目が集まるようになりました。消化酵素の働きを補助してあげれば、除去食を行わなくてもいいようになるのでは?という理由からです。実際に、消化酵素で除去食をやめることができたレポートを以下にご紹介します。

酵素食品(サプリメント)による除去食の卒業

消化酵素研究の専門家であるデヴィン・ヒューストン博士(Ph.D)は、天然植物から抽出した酵素を配合し、除去食の代わりとなる酵素食品(サプリメント)の開発に成功。アスペルガー症候群など軽度の発達障害を持つ子どもの中には、こういった酵素を使うことで除去食をやめることができたという例もあるそうです。

注目される酵素を含むサプリメントを以下にご紹介します。

ペプチザイド

食品含有たんぱく質を消化するための酵素サプリメント。グルテン・カゼイン・大豆蛋白を完全に分解してくれます。胃酸にさらされても活性を失わないのが特徴で、グルテン・カゼインが未消化たんぱく質になるのを防止。有害とされるグルテモルフィンとカゾモルフィンの吸収が抑制されます。

ノー・フェノール

食品添加物などに含まれるフェノール類がうまく消化できず、悪影響を受けてしまう場合に有効。食事時間から離して摂取すると、有害となるイースト菌を弱体化させる作用も期待できるようです。

ザイム・プライム

9種類の酵素を高濃度で混合・配合した酵素。小麦除去で症状の改善が見られる子どもの中には、炭水化物分解酵素が不十分なケースが見られます。そういった場合に、炭水化物を完全に分解するザイム・プライムが有効であることもあるようです。

腸内細菌のバランスを整える食品

腸内細菌と発達障害の関連性で注目されるのが、イースト菌感染症です。これはカンジダと呼ばれるイースト菌の繁殖による感染症。悪玉であるイースト菌が腸内で繁殖すると、善玉である乳酸菌が減少。腸内フローラが崩れて、イースト菌感染症が起こるとされています。

イースト菌感染症によって腸内の環境が悪玉菌優位になると、蓄膿症(副鼻腔炎)などの症状が起こって鼻づまりが発生。慢性的に脳に酸素が届きにくくなり、知能の遅れに繋がることが分かってきました。この状態を改善するには、腸内環境を整えることが重要です。

例えば、悪玉菌を抑制するオリーブリーフと、善玉菌を活性化する成分フラクトオリゴ糖を一緒に摂ると、腸内環境改善の相乗効果が期待できます。

オリーブリーフ

イースト菌感染症対策に有効なオリーブの葉には、強い抗菌作用を持つオレウロペインという成分が含まれています。この成分には悪玉菌の増殖を抑制する効果があり、病原菌から身体を守るという効果が期待できます。オリーブリーフの長所は耐性菌を作らないという点で、長期摂取も問題ありません。

オリーブリーフは、善玉菌を殺さずに悪玉菌だけを殺菌・滅菌してくれます。身近な食品で例えると、ショウガやワサビの殺菌・滅菌効果をさらに強力にしたものだと言えばわかりやすいかもしれません。

フラクトオリゴ糖

オリゴ糖は乳酸菌の1つであるビフィズス菌の栄養となり、腸内の善玉菌の働きを活性化。腸内細菌のバランスを整えてくれます。オリゴ糖は胃液や消化酵素で分解されることなく大腸まで到達するため、大きな効果が期待できます。オリゴ糖の中でも特に「フラクトオリゴ糖」がオススメです。

オリゴ糖以外では、乳酸菌や乳酸菌生産物質も善玉菌を増やす働きをする成分として有名です。乳酸菌生産物質は、腸内の乳酸菌を育てる栄養。腸内にいる乳酸菌は、人によりそれぞれ種類や数が異なるのですが、乳酸菌生産物質はどの種類の乳酸菌にも有効に働くため、どんな人の腸内でも効果を発揮します。

【免責事項】当サイトの掲載情報は2016年4月時点のものです。詳しいサプリメント情報を知りたい方は、各HPにてご確認ください。

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