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吃音症

発達障害の子どもに見られる吃音症の原因と症状について、分かりやすく解説しています。

吃音症とは

吃音とは「どもり」と呼ばれているもので、話し方の障害の一種。話している途中で言葉に詰まる・同じ言葉を繰り返す・言いたいことがなかなか言葉にならないといった症状が見られ、スムーズに会話をするのが困難な状態です。吃音症の症状の分類は以下の通り。

  • 連声型:「お、お、おはよう」のように最初の言葉を連続して発声する状態。
  • 伸発型:「おーーーはようございます」というように言葉の最初を引き伸ばして発声する状態。
  • 無声型:「おはよう」と言いたくても「お・・・」で言葉が詰まってしまい、後の言葉が続かない状態。

吃音症は2歳前後~5歳までの幼児期に現れやすいとされています。どもりが多いと注意したり矯正したくなりますが、本人に意識させると悪循環になる恐れがあるので要注意。幼児期はあまり症状に対して敏感にならず、そっと見守ってあげることが重要です。

吃音症の原因

吃音症は1つの原因のみで発症するというより、複数の要因が絡み合って発症すると考えられています。吃音症の原因となる要素には以下のようなものがあります。

遺伝的要因

最新の研究では吃音の原因遺伝子が判明しつつあり、一部の吃音症には遺伝子が関わっているのではないかという見方が強くなっています。しかし、ほとんどの場合は遺伝的要因に環境・心理などの要因がプラスされて発症しているため、親の吃音症が子どもに必ず遺伝するとは限りません。

身体的要因

脳が間違った命令を送ることで本人の意思とは関係なく声帯が閉じてしまい、言葉が詰まったりどもったりするのではないかとも考えられています。これは「痙攣性発声障害」と呼ばれ、脳機能の異変が原因で起こります。

心理的要因

子どもの頃に過度の不安・緊張・プレッシャーなどから強いストレスを覚えたり、厳しいしつけ・叱責などが原因で脳にトラブルが起こり、吃音症に繋がると言われています。

環境的要因

子どもの周囲に吃音症を持つ人がいると、その話し方に影響されて吃音症になることがあります。幼児期だけでなく、6歳以上の学齢期の子どもでも発症するケースが見られたそうです。

吃音症の治療法

吃音症の治療法をご紹介します。治療を受けられる医療機関には、耳鼻咽頭科・心療内科・精神科・リハビリテーション科などがあります。

話し方のトレーニング

軽度の吃音症は、ゆっくりと話す・話し方のクセを治すなどのトレーニングをすることで症状の改善が期待できます。病院で言語聴覚士などの指導を受けるほか、DVDなどを用いて自宅でトレーニングすることも可能です。

栄養療法

栄養療法では、脳機能を高めるために必要な栄養素を積極的に摂取していきます。吃音症の原因には脳機能も関連していると考えられているため、脳の血流を改善したり・神経伝達物質の働きをスムーズにして、脳の機能を高めることが重要なのです。脳の血流改善やスムーズな情報伝達に役立つ「糖鎖」や、記憶や学習といった脳機能の保全を司る「レシチン」は、吃音症の改善効果が期待できると考えられます。

【免責事項】当サイトの掲載情報は2016年4月時点のものです。詳しいサプリメント情報を知りたい方は、各HPにてご確認ください。

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