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学習障害(LD)

発達障害の1つに分類される学習障害(LD)の原因と症状、その治療法についてまとめました。

原因

学習障害とは知能の発達に遅れは見られないものの、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するといった能力のうち、特定の能力の習得に困難を示す状態のことです。近年ではLearning Disordersの頭文字を取って、LDと呼ぶのが一般的となっています。

LDの原因はまだハッキリしていませんが、近年の研究では脳の中枢神経系に何らかの機能障害があることが分かっています。目・耳などの感覚器官から入ってくる情報を脳がキャッチし、整理・関連づけ・表出までのプロセスのどこかに十分に機能していない部分があるという考えです。

しかし、判明しているのはここまでで、何が原因でどこに機能障害が起きているのかは分かっていないのが現状です。また、他の発達障害と同様にLDも先天的な障害であり、保護者の育て方やしつけなどが原因となっているわけではありません。

症状

LDの症状にはさまざまなものがありますが、主な症状は以下の通りです。

読字障害

単語を認識する能力が低く、読書のスピードや内容の理解度が低いという特徴があります。具体的には、似たような文字が理解できない・どこを読んでいるのか分からなくなる・さかさまに読む・文字を読むと具合が悪くなる、といった症状です。

算数障害

数字の大小や記号を理解しにくい・単純な四則計算ができない・簡単な暗算ができない、などという症状が見られます。計算能力には問題が見られますが、会話や読み書きなどの能力は平均もしくは高い数値を示します。

書字表出障害

文字を書くことを苦手とする状態です。日本語の文法ミスが多い・作文が書けない・句読点を正しく打てない・鏡文字を書いてしまう・黒板の文字を書き写せない、などの症状が見られます。

人間は誰にでも得意・不得意はありますが、LDの場合はその差や偏りが大きいのが特徴。特定の分野以外は遅れは見られずむしろ能力が高いこともあるため、周囲からは「努力が足りない」などと思われることも多いようです。

治療法

 LDの治療方法には、以下のようなものが挙げられます。

療育

読字障害・算数障害・書字表出障害といった症状別に、苦手な部分を集中的にトレーニングしていく方法です。理解力に合わせて簡単な目標からスタートし、早いうちから取り組めば勉強に対する苦手意識を覚えることも少なくなるでしょう。

栄養療法

LDの原因が脳の機能障害と考えられているため、栄養療法では脳機能を高める栄養素を十分に摂ることで改善へと導きます。必要となる栄養素は人それぞれですが、脳細胞同士の情報伝達をスムーズにする「糖鎖」や記憶力・学習能力といった機能を高める「レシチン」は、LDの改善に効果を発揮すると考えられます。

【免責事項】当サイトの掲載情報は2016年4月時点のものです。詳しいサプリメント情報を知りたい方は、各HPにてご確認ください。

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