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高機能自閉症

発達障害の1つである高機能自閉症に見られる症状と、その原因についてまとめました。

高機能自閉症とは

高機能自閉症とは、知能の低下を伴わない自閉症。自閉症特有の症状は見られますが、IQ(知能指数)が70以上の場合がこれにあたります。多くが3歳くらいまでに発症し、自閉症全体の約20~30パーセントを占めています。

知能が高いため言語能力・会話力に問題はないのですが、人とのコミュニケーションがうまくいかない・特定のものに強いこだわりを持つ・言葉の遅れや偏りが見られるなど、行動面に自閉症ならではの特徴が見られます。知能・言葉の発達は良好であるため、高機能自閉症であることに気づかず成長するケースもしばしばです。

原因

一般的な自閉症と同じく、高機能自閉症の原因も明確にはなっていません。一般的には、脳に何らかの機能障害が発生することで自閉症特有の症状が現れるのではないかと考えられています。そのほか、脳の情報伝達物質の代謝障害・遺伝子や染色体の異常についても研究がすすめられていますが、その根拠は示されておらず仮説の域を出ていないのが現状です。

1つハッキリしているのは、高機能自閉症は先天性のものであるということ。保護者のしつけや子育ての仕方など、後天的な原因でないことは明確です。

治療法

高機能自閉症の治療法には、以下のようなものがあります。自閉症はその原因がハッキリしていないため完治させる方法はありませんが、症状を緩和したり能力を伸ばしたりすることは可能です。

療育

高機能自閉症の子どもが日常生活や集団生活をスムーズに送れるよう、適切なトレーニングをしていくことです。高機能自閉症の場合人とのコミュニケーションが苦手となるため、人との関わり方やコツについて教えていくことがメインとなります。保護者も一緒に知識を学び、深い理解のもとで子どもをサポートしていく姿勢が大切です。

薬物療法

落ち着きがない・不可解な行動・自傷といった危険行為が見られる場合は、薬物療法が選択されることもあります。処方される主な薬剤は、向精神薬・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)・抗精神病薬。適切に使用することで、一定の効果が期待できます。

栄養療法

高機能自閉症の原因は脳にあると考えられているため、栄養療法では脳の機能保全・発達に役立つ栄養素を十分に摂取するよう指導したり、不足している栄養素を補給するためのサプリメントを処方します。多くの場合、ビタミン類・鉄分などのミネラル不足が見られますが、近年注目されているのは脳の情報伝達をスムーズにする「糖鎖栄養素」や、記憶力・学習能力といった機能を高める「レシチン」です。

【免責事項】当サイトの掲載情報は2016年4月時点のものです。詳しいサプリメント情報を知りたい方は、各HPにてご確認ください。

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