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症状が個々によって異なる発達障害の原因とは?

発達障害の原因として考えられている、環境・遺伝子・周産期の異常などの要因をまとめました。

発達障害の原因として考えられるもの

発達障害とは、脳の機能に何らかの不全があるために起こる生まれながらの障害です。「家庭の環境やしつけが原因なのでは」という誤解がありますが、これらが発達障害の原因となることはありません。

ただ、発達障害の原因が脳機能にあることは分かっているのですが、何が原因となっているのかは明確になっていません。以下に紹介するのは、原因の一角を担っているのではないかと考えられている要因となります。

遺伝的要因

発達障害の原因には諸説ありますが、日本においては遺伝的要因が有力なのではないかと言われています。現時点で分かっていることは、遺伝子異常・染色体異常・分娩時の異常・出生後の病気などによる影響。これは親から子へ障害がそのまま遺伝するのではなく、障害を構成する要素が1つ1つ別個に遺伝しているという考え方です。

ある発表によれば、発達障害の1つである自閉症が兄弟間で発症する確率が2%程度であることに対し、一卵性双生児間で発症する確率は60~90%と非常に高い確率であったことが報告されています。このことからも、遺伝的要因が発達障害の原因となっているのではないかと考えられているのです。

環境要因(食生活)

出生後の環境も発達障害の原因となる可能性が示唆されており、とくに食生活は重要視されています。昔と比べて現代の食生活事情は大きく変化し、知らず知らずのうちに有害物質(水銀・ヒ素・アルミニウム・カドミウムなど)を体内に取り込む機会も多くなっているのです。

有害物質は体内に蓄積され、次第に脳の情報伝達機能や脳神経の生成等に支障をきたすようになるとされています。これが原因となり、発達障害が起こるのではないかという考え方です。

環境要因(発育環境)

出生後の発育環境や保護者や周囲の大人との関わり方も、発達障害に繋がることがあると言われています。子どもの時期に受けたいじめ・虐待・ネグレクト・人間関係のトラブルなどが脳に影響し、機能不全を起こすのではないかという考えです。「発達障害の原因は家庭環境や親のしつけではない」と先に述べましたが、この要因に関しては親の責任も考慮します。

周産期の異常

出産前後の期間、いわゆる周産期の異常も発達障害を引き起こす要因の1つと言われています。とくに注意したいのが、妊娠中・授乳中の喫煙やアルコールの摂取。とくに喫煙は脳への影響が大きく、発達障害を持って生まれた子どもの母親は健常児の母親よりも喫煙量が2倍以上であったという報告もされています。また、妊娠中に大量のアルコールを摂取すると子どもに多動の症状が出やすいと言われています。

【免責事項】当サイトの掲載情報は2016年4月時点のものです。詳しいサプリメント情報を知りたい方は、各HPにてご確認ください。

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